一緒に仏教を学びましょう

「中高年のための仏教講座(Buddhism for Midlife and Beyond)」を4月に開講します。
「中高年のための」と銘打っていますが、若い人たちも大歓迎です。
また、仏教講座というと、新興宗教団体への勧誘が本当の狙いではないかと危惧する方がみえるかもしれませんが、そうした意図はまったくないのでご安心ください(講師の私は曹洞宗の僧侶ですが、もちろん曹洞宗への勧誘もしません)。
受講者の皆さんには、仏教全般に関する基本的な知識を身につけてもらい、その上で自分の好きな宗派を選んで、個人的に学び続けてもらいたいと考えています(講座では各宗派の教義の大まかな違いについても触れるつもりです)。
私が仏教講座を始めようと思ったのは、二つの理由があります。
一つは、日本人にとって、仏教はまるで空気にように身近な存在でありながら、それを学ぶ場所がないことへの不満です。
ほとんどの日本人は、当たり前のようにお寺にお参りに出掛け、お葬式を仏式で行いますが、仏教とは一体どんな教えなのか、お釈迦様はどんな人物だったのかという点について、詳しく知る機会がありません。
公立の教育機関の授業で仏教が取り上げられることはないですし、お寺のお坊さんに尋ねても答えてもらえないか、その宗派の教えに限定されるでしょう。
日本人、とりわけ人生の終着点を否が応でも意識せざるを得ない中高年の方々に、仏教の本当の意味を理解してもらいたいというのが私の思いです。
もう一つの理由は、私自身の体験からです。
プロフィール欄にも記しましたが、私は長年勤めた会社を定年退職後に仏教の勉強を始め、僧侶になりました。
人から「仏教を学んで何か変わりましたか」と尋ねられたら、私は「生き辛さから解放された」と自信を持って回答できます。
現代人の生活は、経済成長と技術発展によって物質的に豊かになる一方で、情報の氾濫やコミュニケーションの複雑化によって多大なストレスにさらされています。
生き難さ、生き辛さを感じているすべての人たちに、仏教を通して、人生を楽に生きる術を身に付けてもらいたいと願っています。
以上、私が仏教講座を始めようと思った二つの理由を挙げましたが、仏教を学んでみたいという方なら、どんな理由で受講されても構いません。
ぜひお気軽にご参加ください。
(参加申し込みは「お知らせ」欄からお願いします。当日参加も可能です)